こんにちは!
今日は病院で働いていた私が、異業界であるCRO業界への転職を成功させたお話をシェアします。
「医療職から一般企業への転職なんて、ハードルが高そう」「未経験で転職なんて無理かも」と感じる方も多いかもしれません。
私自身も転職活動を始めた頃は不安だらけでした。それでも、新しい業界に飛び込んだ経験を振り返ると、「案外できるものだな」と思っています!
この記事では、転職活動の具体的なステップやCRO業界を選んだ理由、転職成功までのリアルな体験談をお伝えします。
無職期間を経て転職活動をスタート
病院を退職した後、無職期間が3か月ほど続きました。
今後の転職活動のためにも、あまり空白期間があるのも違和感があるのではと不安になり始めました。
また、「そろそろ貯金が減ってきたから」という切実な事情もありました。
この時点で私は、転職サイトに登録し一般企業への転職活動をはじめます。
転職サイトへの登録とエージェント面談
まず登録したのは、転職サイト。
ここで担当のエージェントさんと電話で面談し、これまでの職歴や今後の希望を伝えました。
エージェントさんからは、治験業界や福祉用具の企業など、医療職の経験を活かせる職種を中心に求人を紹介してもらいました。
このとき教えてもらったのが、CRO(開発業務受託機関)という業界です。
正直、初めて聞く言葉で「こんな業界があるんだ」と興味を持ちました。
看護師等、未経験でも医療従事者経験があれば応募できる求人も多くありました。
書類作成のポイント:未経験でも活かせる経験を探す
エージェントのサポートを受けながら、履歴書と職務経歴書を作成しました。
特に苦労したのは、「一般企業向けの職務経歴書」。
病院での作業療法士としての経験をどう一般企業向けにアピールするか、かなり悩みました。
最終的に意識したポイントは以下の通りです:
- 汎用性のあるスキルをアピール:PCスキルやコミュニケーション能力など、業界に関係なく活かせるスキルを記載。
- 学ぶ姿勢を強調:病院勤務中には、新しいことを学び続ける必要があったというエピソードを入れ、「新しいことを学ぶ意欲がある」と伝えました。
- 医療知識を強みにする:CRO業界では医療の用語や知識が役立つと考えました。
たくさん応募してみる:治験業界に狙いを定める
書類が完成した後は、エージェントから紹介された求人だけでなく、自分でも転職サイトで求人を探しました。
特にCRO業界は、「医療職の知識を活かせる」「リモートワークが可能な場合も多い」といった点が魅力的に映り、積極的に応募しました。
結果として、書類通過率は低かったものの、何社か面接に進むことができました。
その中の一社から内定をいただき、無事にCRO業界でのキャリアをスタートさせることができました。
面接対策:異業界への挑戦理由を伝える
面接では、「なぜ医療職から一般企業・CRO業界に転職したいのか」をかなり聞かれました。
ここで意識したのは、「これまでの経験がどう役立つか」を具体的に伝えることです。
そのため、応募する職種の仕事内容を事前に調べ、使うスキルにあわせて伝えられるよう準備しました。
例えば:
- 「患者さんや医療従事者とのコミュニケーション経験は、モニタリング業務にも活かせると考えています」
- 「医療知識を持ちながら新しい業界で学びたいと思い、CRO業界に興味を持ちました」
こういったアピールをしつつ、「異業界への挑戦理由」を納得してもらえるよう準備しました。
また、病院の退職理由についてもなるべく納得感のある理由を伝えるよう工夫しました。
転職を終えて感じたこと
CRO業界への転職は、最初は不安だらけでしたが、挑戦してみて本当に良かったと思っています。
特に未経験でも応募可能な求人も多く、リモートワークの可能性や働き方の柔軟性がある点が大きな魅力です。
転職活動を振り返ってみて、重要だと感じたポイントをまとめます:
- 書類作成に力を入れる:未経験でもアピールできるポイントを見つける。
- 業界を絞りつつ、たくさん応募する:数打つことでチャンスが増える。
- 転職エージェントを頼る:知識が豊富なプロの方に積極的に頼りましょう。
まとめ:一歩踏み出してみよう!
「CRO業界って何?」と思う方もいるかもしれませんが、私もそうでした。
転職活動を始めて初めて知った業界でしたが、挑戦してみて新しい働き方を見つけられたことに感謝しています。
この記事を読んで、「私にもできるかも」と感じていただけたら嬉しいです。新しいキャリアに挑戦するきっかけになればと思います!
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